SIユニット
シリアル伝送システム EX600

シリーズ | 保護構造 | 通信プロトコル※ | 適用バルブ |
---|---|---|---|
EX600 | IP67 | PROFIBUS DP DeviceNet™ CC-Link EtherNet/IP™ EtherNet/IP™ IO-Linkユニット対応 EtherCAT EtherCAT IO-Linkユニット対応 PROFINET PROFINET IO-Linkユニット対応 MRP(PROFINET)(オーダーメイド) Ethernet POWERLINK(オーダーメイド) Modbus TCP(オーダーメイド) CC-Link IE Field(オーダーメイド) EtherNet/IP™ IO-Linkマスタ対応(オーダーメイド) | SY3000,5000,7000(プラグイン) JSY1000,3000,5000 SV1000,2000,3000 VQC1000,2000,4000,5000 S0700(IP40) |
製品特長
デジタル入出力、アナログ入出力、IO-Linkユニットに対応


IO-Link
IO-Linkは国際規格IEC61131-9で規定されたセンサ・アクチュエータ用通信技術です。
IO-Linkユニットとデバイスを1対1で通信接続し、ON/OFF信号やセンサ計測値などの制御データだけでなく、製造メーカー名や製品品番などのデバイス情報、パラメータ、診断データを送受信します。
センサや設備の状態監視や異常検知を可能にし、立上げ工数削減や最短復旧、予防・予知保全に貢献します。

IO-Linkシステム構成

IO-Linkインターフェース
IO-Linkユニットとデバイスの接続部をポートと呼び、各ポートはデジタル通信を行う「IO-Linkモード」と、従来の接点入出力の「標準I/Oモード」とを切り替えることができます。

センサ用とアクチュエータ用と2種類の電源供給方法があります。

IO-Linkユニット
・デジタル/アナログ/IO-Linkユニットとの連結接続が可能
最大9つのIO-Linkユニットを連結可能(IO-Link接続可能台数36台)
デジタルユニット、アナログユニット、IO-Linkユニットを混在して最大9連まで順不同で連結可能です。

・ポートクラスAとポートクラスBの両方に対応

・PC(設定ツール)からデータアクセス可能

・診断機能
上位通信からの診断が可能
PLCプログラムやPC(Webブラウザ)からIO-Linkユニット(ポート)診断情報を確認可能です。
PC(設定ツール)からデバイス診断情報を確認可能です。

・デバイスパラメータ設定機能、自動保存・自動書込み
上位通信からデバイスのパラメータ設定が可能
PC(設定ツール)からパラメータ設定が可能です。
PLCプログラムからも出力データやメッセージデータを使ってパラメータ設定が可能です。

EtherNet系フィールドバスの機能
PROFINET(EX600-SPN3/4)、EtherNet/IPTM(EX600-SEN3/4/7/8)、EtherCAT(EX600-SEC3/4)は下記機能に対応しています。
・対応トポロジー(接続形態)

・QuickConnect™、Fast Start Up機能に対応

・Webサーバ機能を内蔵
EX600-SEN3/4/7/8、EX600-SPN3/4、EX600-SEC3/4はWebサーバ機能を内蔵しており、Microsoft Edgeなどの汎用Webブラウザを利用して、EX600のステータスの確認、パラメータ設定(EX600-SEN3/4/7/8、EX600-SEC3/4)、強制出力などが可能です。
設備立ち上げやメンテナンス作業を効率的に行えます。

PROFINET最新技術
System Redundancy S2
EX600-SPN3/4はSystem Redundancy S2に対応しており、プライマリーコントローラが故障しても、バックアップコントローラにより通信を継続します。
予期せぬ通信停止のトラブルを防ぐことができます。
※ System Redundancy S2を使用するためにはPLCが本機能に対応している必要があります。

フィールドバス機器 EX600
