設計上のご注意／選定 警告 q負荷は仕様限界を超えない範囲でご使用ください。 可搬質量、許容ロッド先端横荷重から機種選定を行ってください。 仕様限界外で使用されますとピストンロッド部に加わる偏荷重が 過大となり、ピストンロッド摺動部（ブッシュ）のガタの発生、精 度の悪化など作動および寿命に悪影響を及ぼす原因となります。 w過大な外力や衝撃力の作用するような使用はしないで ください。 故障の原因となります。 eストッパ用途では使用しないでください。 使用上のご注意 注意 q押当て動作をする場合は、必ず推力・速度制御に設定し、 各機種の「押当て速度」範囲内でご使用ください。 位置制御でワークおよびストロークエンド端にぶつけないで ください。送りねじ、ベアリングおよび内部ストッパが破損し、 作動不良の原因となります。 w押当て動作をする場合には、トルクの最大値を定格ト ルクの90％以下(LEY63は150%以下)に設定してくだ さい。 破損・作動不良の原因となります。 e本アクチュエータの最大速度は製品ストロークによっ て異なります。 選定の際は、カタログの機種選定方法を参照のうえご使用く ださい。 r原点復帰時に搬送負荷以外の負荷や衝撃・抵抗を加え ないでください。 原点位置がずれることがあります。 tピストンロッド摺動部にものをぶつけたりくわえたり して傷や打痕をつけないでください。 ピストンロッドおよびガイドロッドは精密な公差で製作され ていますので、わずかな変形でも作動不良の原因となります。 y外部にガイドを使用する場合には、衝撃および負荷が 加わらないように連結してください。 自由度のある接続手法（フローティングジョイント等）で接続 してください。 uロッドを取付固定し、本体を動作させないでください。 ピストンロッドに過度の負荷が加わり、作動不良および寿命 低下の原因となります。 使用上のご注意 注意 i片側固定、片側自由の取付（基本形、フランジ形）状態 で作動させた場合、ストローク端で発生する振動によ り曲げモーメントがアクチュエータに働き、アクチュ エータを損傷させる場合があります。このような場合は、 アクチュエータ本体の振動を押さえる支持金具を設置 していただくか、ストローク端でアクチュエータ本体 が振動しない状態まで速度を下げてご使用ください。 また、アクチュエータ本体を移動させる場合や、ロングスト ロークのアクチュエータを水平かつ片側固定で取付ける場合 においても、支持金具を使用して頂きますようお願い致します。 oピストンロッドに回転トルクを与えるような使用は避 けてください。 回り止めガイドが変形して、オートスイッチの反応異常、内 部ガイドのガタ、摺動抵抗の増加などの原因となります。 回転トルクの許容範囲につきましては下表の数値を目安とし てください。 ピストンロッド先端のねじ部に金具やナットをねじ込む時に は、ピストンロッドが最終端まで引込んだ状態にして先端の「ソ ケット」平行部にスパナ掛けをしてください。 この時、締付トルクが回り止めガイドにかからないよう配慮 をして締付けを行ってください。 許容回転トルク ［N・m］以下 LEY25□ 1.1 LEY32 1.4 LEY63 3.8 LEY/LEYG Series 電動アクチュエータ／製品個別注意事項q ご使用の前に必ずお読みください。安全上のご注意につきましては「SMC製品取扱い注意事項」 （M-03-3）、電動アクチュエータ／注意事項につきましては「取扱説明書」をご確認ください。 取扱説明書は当社ホームページからダウンロード願います。http://www.smcworld.com !0ガイド付ロッドタイプ／LEYGシリーズにてオートスイ ッチをご使用になる場合、以下の制限がかかります。 ご了承のうえ、ご選定ください。 ・オートスイッチは、ロッド（プレート）を突出した状態で、 正面のオートスイッチ溝より挿入してください。 ・リード線取出方向が縦方向のオートスイッチは、ご使用で きません。 ・ガイドアタッチメントに隠れる部分（ロッド突出端側）はオ ートスイッチを固定することができません。 ・ロッド突出端側でオートスイッチをご使用の場合は、別途 お問合せください。 保護構造について !第1特性　固形異物の侵入に対する保護等級 0123456 無保護 50［mm］より大きい固形物に対して保護しているもの 12［mm］より大きい固形物に対して保護しているもの 2.5［mm］より大きい固形物に対して保護しているもの 1.0［mm］より大きい固形物に対して保護しているもの 防塵 耐塵 IP 第1特性第2特性 スパナ ソケット A 77