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搬送質量[kg] 速度[mm/s] オーバーハング量:L1[mm] T1 a1 a2 L 速度:V[mm/s] 時間 [s] T2 T6 T3 T4 T5 0 20 40 60 80 90 LEJS63□B LEJS63□A 0 200 400 600 800 1000 1200 L1 Mep m 0 200 100 400 600 800 1,000 0 10 20 30 40 50 60 70 80 搬送質量[kg] 5000mm/s2 10000mm/s2 15000mm/s2 20000mm/s2 機種選定手順 選定例 手順1 速度−般送質量の確認手順2 タクトタイムの確認手順3 許容モーメントの確認 100 W !搬送質量:60[kg] !速度:300[mm/s] !加減速度:3000[mm/s2] !ストローク:300[mm] !取付姿勢:水平 !外部抵抗:10[N] 使用条件!ワーク取付条件: 〈速度−搬送質量グラフ〉 (LEJS63) 〈動的許容モーメント〉 (LEJS63) 手順1 速度−搬送質量の確認 P.34〈速度−搬送質量グラフ〉を参照し、ワーク質量と速度がアクチュエータ本 体の仕様範囲内にある機種をご選定ください。  選定例)右のグラフより、LEJS63□B-300を仮選定。 手順2 タクトタイムの確認 手法2:計算より確認 概算は手法1、詳細は手法2により確認できます。 タクトタイムTは以下の式で求められます。 手法1:タクトタイムのグラフ(P.35)より確認 各サイズの最大速度におけるグラフです。 T=T1+T2+T3+T4[s] T4=0.05[s] T1=V/a1[s] T3=V/a2[s] T2= [s] L−0.5・V・(T1+T3) V !T4はモータ種類、負荷などの条件により変わ りますが、ここでは以下の値を推奨します。 !T2は以下の式で求められます。 !T1およびT3は以下の式で求められます。 加減速度は、ワーク質量とデューティ比に応 じて上限があります。 搬送質量−加速/減速度のグラフ(P.36、 37)を参照して、上限を超えていないかご確 認ください。 ボールねじ駆動の場合、ストロークに応じて 速度上限があります。仕様(P.42)を参照し て、上限を超えていないかご確認ください。 手順3 許容モーメントの確認 L :ストローク[mm] V :速度[mm/s] a1:加速度[mm/s2] a2:減速度[mm/s2] デューティ比:T6に対するTの比率 T÷T6×100 T1:加速時間[s] 設定速度に到達するまでの時間 T2:等速時間[s] 設定速度で運転している時間 T3:減速時間[s] 設定速度から停止するまでの時間 T4:整定時間[s] 位置決めが完了するまでの時間 T5:休止時間[s] 運転を停止している時間 T6:全時間[s] T1〜T5まですべての合計時間 計算例) T1からT4の値は以下のようになり ます。 T1=V/a1=300/3000=0.1[s], T3=V/a2=300/3000=0.1[s] T4=0.05[s] よって、タクトタイム:T は T=T1+T2+T3+T4 =0.1+0.90+0.1+0.05 =1.15[s] となります。 T2= = =0.90[s] L−0.5・V・(T1+T3) V 300−0.5・300・(0.1+0.1) 300 電動アクチュエータ/高剛性スライダタイプ ボールねじ駆動/LEJS Series 機種選定方法 動的許容モーメントのグラフ(P.38、39)を確認します。 選定例)右のグラフより、LEJS63□B-300を選定。 外部抵抗が許容外部抵抗20[N]以下であること確認します。 (外部抵抗とは、ケーブルベア・エア配管などによる抵抗です。) モータレス仕様 ※整定時間は使用されるACサーボモータ・ドライバにより条件が異なります。 33