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●真空機器におけるダスト処理 !真空機器はワークだけでなく周囲のダストなども機器の内部に吸込むため、ダストの侵入を防ぐことが他の空気圧機器より も必要になります。当社の真空機器はフィルタ付のものもありますが、大量のダスト等がある場合には、別途フィルタを追 加する必要があります。 !また、油や接着剤等の蒸発物質を吸入すると、機器の内部に蓄積し問題が発生する可能性があります。 !基本的には、真空機器にダストが入り込まないような配慮が必要です。 qダストを吸引しないよう、環境およびワーク近傍の状態を清浄に保つようお願いします。 w実際のご使用の前に、ダストの量と種類を検討していただき、必要に応じて配管中にフィルタ等を設置するようお願い します。特に、掃除機のようにダストの吸引を目的とする場合には、専用のフィルタが必要です。 e使用前に試験を行い、使用条件をクリアできることを確認してからご使用ください。 r汚れ具合に応じて、フィルタのメンテナンスをお願いします。 tフィルタの目詰まりは、吸着部分とエジェクタ部の圧力差を生じ、真の吸着確認ができなくなりますので注意が必要です。 !真空側回路には切換弁の保護、エジェクタの目づまり防止のため、サクションフィルタの使用をおすすめします。 !ダストの多い環境で使用される場合、ユニットのフィルタでは、目詰りが早くなるため、ZFA, ZFB, ZFCシリーズとの併用をおすすめし ます。 サクションフィルタ(ZFA, ZFB, ZFCシリーズ) エジェクタ/真空ポンプの最大吸込流量に合せて、サクションフィルタの容量、切換弁等のコンダクタンスを決定してください。コンダク タンスは下式によって求めた値以上としてください。(真空ライン中で機器を直列に接続する場合は、コンダクタンス合成を行ってください。) C :コンダクタンス[dm3(/ s・bra)] Qmax :最大吸込量L/min(ANR) C= 真空ライン用機器選定上のご注意 Qmax 55.5 機種選定方法 890