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吸着時真空破壊時 真空圧力スイッチ 設定値 真空圧力スイッチ Vポート 真空圧力 シリンダUP シリンダDOWN シリンダスイッチ 供給弁 破壊弁 真空SWの設定を 下げることによって タクトタイム短縮可 作動時の真空圧力 大気圧 吸着確認スイッチ ZSP1 フローセンサ PFMV 真空用圧力計 GZ46 ●真空発生のタイミングと吸着確認 A.真空を発生させるタイミング 真空パッドが下降しワークに接してから真空を発生させると、バルブの開閉時間が加算されます。また、真空パッドの 下降検出用スイッチの作動タイミングにばらつきがありますので、真空を発生させるタイミングが遅れる可能性もあり ます。 これらの問題を解決するため、真空パッドが下降してから真空を発生させるのではなく、真空パッドが下降を開始する 段階から予め真空発生状態にしてワークに近づけ、ワークを吸着する方法を推奨します。ワークが極端に軽い場合には 位置がずれることがありますので、ご確認をお願いします。 B.吸着確認について ワーク吸着後に真空パッドを上昇させる場合、真空圧力スイッチによる吸着確認信号が検出された後に、真空パッドを 上昇させてください。 タイマ等によるタイミングで真空パッドの上昇動作を行うと、ワークの取り残しが発生する恐れがあります。 一般的な吸着搬送においては、作動ごとに真空パッドやワークの位置が変化するため、吸着に要する時間も微妙に変化 します。したがって、吸着後の動作は吸着完了の確認を真空圧力スイッチ等で行ってから次の動作に移行するシーケン スを設定してください。 C.真空圧力スイッチの設定圧力 真空圧力スイッチの圧力設定値は、ワークを持ち上げるのに必要な真空圧力を算出し、適切な値に設定してください。 必要以上に高い設定圧力にすると、ワークが吸着している状態においても吸着確認ができずに吸着エラーと認識してし まうことがあります。 また、真空圧力スイッチの設定値は、ワーク移動時の加速度や振動を十分考慮する必要はありますが、ワークが確実に 吸着できる範囲で極力低い値に設定することを推奨します。真空圧力スイッチの設定値を下げることにより、ワーク上 昇までの時間が短縮されます。また、吸着できていないことを検知する訳ですから、それを判別できる圧力にすること が重要です。 ワークを吸着および搬送する際は、なるべく真空圧力スイッチによ る確認(特に重量物、危険物の場合は圧力計による目視確認と併用) を行ってください。 吸着ノズルがo1程度の場合 エジェクタ、真空ポンプの能力により、ON/OFFの応差が小さくな ります。このような場合は小さな応差を検知できるZSP1又はフロー スイッチを使う必要があります。 注)!吸引能力の大きな真空発生器の場合検知できなくなる場合もあ りますので適切な機器選定が必要です。 !応差が小さいため真空圧を安定させる必要があります。 真空圧力スイッチ(ZSシリーズ)、真空用圧力計(GZシリーズ) タイミングチャート図例 詳細につきましてはBest Pneumatics No.yをご参照ください。 機種選定方法 889 ZK2 ZQ ZR ZA ZX ZM ZMA ZL ZH ZU ZYY ZYX ZP3 ZP2 ZP ZPT ZPR ZP2V SP ZCUK AMJ AMV ZH -X185 関連 機器 ZFA ZFB ZFC XT661