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※吸着応答時間より、逆にエジェクタのサイズや真空ポンプシステムの切換弁のサイズを求めることができます。 選定グラフq 吸着応答時間 図の見方 例1:真空エジェクタZH07□S最大吸込流量12 L/min(ANR)を使用して配管容積0.02 Lの配管システム内圧力を最終真空圧力の63%(T1) まで排気する場合の吸着応答時間を求める場合。 〈選定手順〉 真空エジェクタ最大吸込量12L/min(ANR)と配管容積0.02Lの交点より、最高真空圧力の63%に到達する吸着応答最間T1が求められます。 (選定グラフqのA→Bの順序)  T1≒0.3秒 例2:コンダクタンス3.6[dm3/(s・bar)]のバルブを使用して5 Lのタンク内圧力を最終真空圧力の95%(T2)まで排気する場合の排気応答時 間を求める場合。 〈選定手順〉 バルブコンダクタンス3.6[dm3/(s・bar)]と配管容積5 Lの交点より、最終真空圧力の95%に到達する排気応答時間(T2)が求められます。 (選定グラフqのC→Dの順序)   T2≒12秒 ●選定グラフにより、吸着応答時間を求める方法 1. チューブの配管容積を求める エジェクタおよび真空ポンプ側切換弁からパッドまでの配管容積を、8. 資料「チューブ内径別配管容積(選定グラフw)」から 求めます。 2. 吸着応答時間を求める エジェクタ(真空ポンプ)を制御する供給弁(切換弁)を作動させて所定の真空圧力に到達するまでの吸着応答時間T1, T2は選 定グラフqから求めることができます。 機種選定方法 886