【DO!BOOK・ページリンク】
4-p0858-0898-sinku   28 / 46

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


t吸着跡が付く 吸着跡には、代表的に下記のような跡が考えられます。 吸着前吸着後 吸着条件 ワーク:ビニール 真空パッド:ZP20CS 真空圧力:−40kPa 吸着条件 ワーク:ガラス 真空パッド:ZP20CS 真空圧力:−40kPa 対応策 ●ワーク変形(しわ)による跡。 ●パッドの材料であるゴム材料 に含まれる成分がワークに移 行したためによる跡。 ●ワーク表面の凹凸により、パ ッドの材料であるゴムが磨耗 し、ワークの凹凸に残る跡。 1)真空圧力を下げる。 リフト力が足りない場合はパ ッド数量を増やす。 2)パッド中心部空間(面積)が少 ないパッドを選定する。 1)吸着後対策NBR 2)ZP2シリーズ  ・フッ素樹脂焼付パッド  ・樹脂アタッチメント を使用する。 1)ZP2シリーズ  ・フッ素樹脂焼付パッド  ・樹脂アタッチメント を使用する。 吸着条件 ワーク:樹脂板(表面粗さ 2.5μ) 真空パッド:ZP20CS 真空圧力:−80kPa !真空パッド(ゴム)の劣化に対する注意が必要です。 !真空パッドを使用していくと、 1)吸着面の摩耗。 パッド外形の小径化、ゴム部同士の接触部の貼付き(ベロウパッド) 2)ゴム部のヘタリ(吸着面スカート部、屈曲部等) 等が生じます。 ※発生時期に関しては、ご使用条件(高い真空圧力/吸着時間(真空保持)等)により早期に発生する場合もあります。 !パッド交換の目安として、摩耗による外観変化、到達真空圧力の低下、搬送タクトの遅れ等から、お客様にて交換時期を判断 してください。 真空パッドの耐久性 機種選定方法 883-1 A