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計算式 F1=η×A1×P………………………(1) F2=η×A2×P………………………(2) F1:押出し側のシリンダ出力〔N〕 F2:引込み側のシリンダ出力〔N〕 η :負荷率 A1:押出し側受圧面積〔mm2〕→表1参照ください A2:引込み側受圧面積〔mm2〕→表1参照ください P :使用圧力〔MPa〕 注)下図のように複動片ロッド形シリンダの引込み側受圧面積はピストンロッ ドの断面積分小さくなります。 4(CJ1) 68 10 12 16 20 25 32 40 50 63 80 100 125 140 160 180 200 250 300 2 3 5 4 6 5 6(CJP2) 8(CQ2) 8 10(CQ2) 10 12(CQ2) 12 16(CQ2) 14(CM2) 16(CA、CQ2、CG) 20 20 25 30 32(CS2) 36 32(CS2) 36 38(CS2) 40 40(CQ2) 45 40(CQ2) 50 60 70 12.6 28.3 50.3 78.5 113 201 201 201 314 314 491 491 804 804 1260 1260 1960 3120 5030 7850 12300 12300 15400 15400 20100 20100 25400 25400 31400 31400 49100 70700 9.4 21.2 30.6 66.0 84.8 181 173 151 264 236 412 378 691 603 1100 1060 1650 2800 4540 7150 11500 11300 14600 14400 19000 18800 24200 23900 30200 29500 46300 66800 チューブ内径 D〔mm〕 ピストンロッド径 d〔mm〕 押出し側受圧面積 A1〔mm2〕 引込み側受圧面積 A2〔mm2〕 表-1 シリンダの受圧面積 q複動形シリンダ シリンダ出力、チューブ内径と使用圧力の関係は次の式で表わす ことができます。 負荷率ηについて シリンダを選定する際には、出力方向に対して、負荷以外にもいくつも の抵抗があることを忘れてはいけません。下図のような静止中において もシリンダ内のパッキンや軸受の抵抗を差し引かなければなりませんし、 作動中はさらに、排気圧による反力も作用します。 このようなシリンダ出力に対する抵抗は、シリンダサイズ、圧力、速度 等の条件により変化するため、大きめにみておく必要があります。ここ で用いるのが負荷率であり、以下の数値になるようにエアシリンダを選 定してください。 1)シリンダを静的作業に用いる場合:負荷率η =0.7 以下(図1) 2)シリンダを動的作業に用いる場合:負荷率η =0.5 以下(図2) 3)ガイド付、水平作動の場合:負荷率η =1 以下(図3) 注)動的作業において、特に高速作業を必要とする場合は、負荷率をさらに 低くとります。低くとった分、シリンダ出力に余裕がでるため、速度は 出やすくなります。 また、シリンダに抵抗がまったくないものと考え、受圧面積に使用圧力 だけを乗じて算出したシリンダ出力を理論出力と呼びます。理論出力は 資料e→P.1825をご参照ください。 資料1 チューブ内径の選定 CJ2シリーズCM2シリーズ エアシリンダ技術資料q チューブ内径の選定 1820